モノグサ半衿＿ポリとウール

「着物は着たいけど、半衿つけるのがねぇ…」
「着物で旅行に行くと同じ半衿の写真ばっかりだわ…かと言って旅行先で半衿付け替えるなんて…」

着物民なら誰でも一度は思うこと。
「ハンエリツケカエルノメンドクサー」


私もそう。
だから実は半衿を2枚重ねてチクチクします。
襦袢に直接縫い付ける1枚目は薄い色。
その上に濃い色の半衿を付けると、2枚重なってるなんて誰にも気づかれません。（20年誰にも指摘されてない当社実績・笑）

誰にもバレない&カンタン2枚重ねにはちょっとだけ秘密が。
①2枚目の半衿は1枚目よりすこーし大きめ。
②2枚目の半衿の縫代と衿山にがっつり筋付け。
1枚目の半衿を付け終えたら、その上に被せて、半衿の下の向こう側とこっち側を一気にザクザク縫うだけです。しかも筋付けしてあるから待針不要！（ズレが心配な方は洗濯バサミで大胆に抑えてください）

衣紋のところだけ細かめに縫えば、はい！オッケー！着物に重なって見えなくなるから、向こう側は大胆にザクザクで大丈夫。いや、こちら側もザクザクでいい！だってモノグサ族だもの。
布が2枚重なるので、柔らかいメッシュの衿芯でもいつもより衣紋がキリッと決まります。

【ご注意】
★筋はアイロンで付けているため、お洗濯の度に筋が薄くなります。前の筋が残っているうちにアイロンで筋を付けると、筋が長持ちします。
★長さは概ね106センチです。
★生地の耳以外の部分はピンキング処理のため、生地が馴染むまでポロポロします。
★洗濯機でのお洗濯時には襦袢から外してネットに入れ、「おしゃれ着」コースで洗濯してください。
なお、乾燥機にはかけないようご注意ください。